優建築工房 優しい暮らし

リフォーム・リノベーション・注文住宅を
湘南・横浜・厚木など
神奈川でお考えなら優建築工房へ

現場監督ブログ

住みながら工事

2017/06/19

こんにちは。工事部の井出です。
梅雨でありながら、初夏のような、
雨にも熱中症にも気を張らなければいけない、
なんとも難しい日々ですね。
現場サイドも頭を悩ましています。
皆様も体調管理には気を付けて下さい。

今回は、お客様が生活しながら工事を進めている
T様邸改装工事のお話しをさせて頂きます。

過去に2世帯住宅として使用していた
木造2階建て住宅を、単世帯への改装工事。

工事内容としては、
〇1階は内外部スケルトン
〇2階はお風呂・洗面所以外の内部改装
〇ロフト空間の延長

かなりのボリュームの工事です。

この内容ですと、
基本的に仮住まいをおススメさせて頂いておりますが、
ワンちゃんと猫ちゃんが一緒に生活されているため、
仮住まいが難しく、住みながらの工事を選択しました。

住みながらの工事では、
電気・ガス・水道を一時的に止めさせて頂くこともありますし、
お客様の導線と工事範囲が交錯してしまう事もあります。

そのため、何よりお客様にご不便をお掛けしてしまいますが、
T様のご協力により、工事も円滑に進めさせて頂いています。

工事担当として、
今回の工事内容で注意しなければいけないのは、
大きく2つ
“電気・ガス・水道のインフラ”と“戸締り”です。

今回は“インフラ”についてのお話。

まずは外壁を張り替えるにあたっての給湯器。

既存給湯器は、このように外壁に設置されています。

20170616suminagara1

仮住まいであれば、外してしまっても問題ないのですが、
住まいながらなので、給湯器は使用出来るようにして
おかなければいけません。

いくつか方法があるのですが、
今回は足場に仮移設という方法を取りました。

20170616suminagara2

この状態で外壁張替えを含めた外部工事を進めていきます。

続いて内部給排水配管について。

今回、生活しながらの工事なので、
3期間に渡って工事を進めています。

1期工事…
ロフト空間の延長(お客様は1階・2階で生活)

2期工事…
1階内外部スケルトン(お客様は2階・完成したロフトで生活)←今ここです。

3期工事…
2階改装(お客様は完成した1階・完成したロフトで生活)

といったかなりトリッキーな内容です。

給排水工事で事前からどうしようかと考えていたのは、
“死水”問題です。

“死水”とは水道配管内で、循環せず動かない水の事で、
動かない水は腐ったりカビが発生したりして、
悪臭がしたりします。

今回、2階で使用していた既存キッチンを
メインの1階工事が終了した後に撤去しなければいけないので、
2階既存キッチンまでの湯水の配管に“死水”が残ってしまう
恐れがあります。

どういう事かというと、

↓こちらは1階天井裏の解体状況。

20170616suminagara3

↓2階の給排水管です。
20170616suminagara4

分かりづらいと思いますので、
湯水を図面にするとこんな感じです。
青が水。
赤がお湯です。

20170616suminagara5

普通に工事を進めてしまうとこの部分が死水になってしまいます。

20170616suminagara6

そこで。

後で2階キッチンを撤去しても“死水”が出来ないよう
こんな感じに配管を切り替えます。

20170616suminagara7
20170616suminagara8

現地はこのような感じ。

20170616suminagara9

大事なのはここ。
このチーズ(枝分かれ)部分です。

20170616suminagara10

20170616suminagara11

これです。

20170616suminagara12
1階に天井点検口を設け、後工事の時に点検口内、
このチーズ部分で2階キッチン配管を切り離します。

配管は撤去しきれませんが、水抜きができ、
もう通水される事はありませんので、これで安心です。

ここでもう一つ。
解体後に気付き、お客様に提案した事がこちら。

20170616suminagara13
2階トイレの排水勾配が悪く、
2階UBの排水もかなり遠回りをしていました。

この状態ですと、流れの悪さもそうですが、
後々の詰まりの原因にもなりかねません。

これはこの機会でないと直せないので、
すぐご提案しました。

写真だと分かりづらいのですが、
直した状態がこちら。

20170616suminagara14

トイレ排水の勾配を取り直し、
UB排水は最短距離に組み直しました。

お客様の実感としてもUB排水の流れが良くなったと
仰っていたので良かったです。

ひとまず“インフラ”についてのお話はここまで。

もう一つの注意点“
戸締り”については、また次回、お話させて頂きます。

まだまだ工事は続いていきますので、
T様、引き続きよろしくお願いします。

井出

資料請求・お問い合わせ

Tel 0120-873-312 営業時間9:00~18:00(定休日:水曜日)