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設計担当ブログ

2018/08/20

こんにちは。設計の中込です。
前回からの続き、住まいを語る。

今回は前回の「取っ手」に続き北欧から。
「手摺」について

「手摺」は「取っ手」と同じように
人の手が自然と触れる大切な部分。

「手摺」は
よっかかったり、支えたり、時にはふらっと
人が倒れそうになった時に倒れないように。

突発的な大きな力にも耐えられるように。

そういった諸条件を満たしながら、
作り手側は、さらに利用者の事を思いながら、住まいに合わせ、
こうあるべきだと思いながら、様々な形や大きさ、素材感、
握りやすさにたくさんの思い、個性を見る事ができます。

訪れた北欧の建築でも様々な「手摺」に出会いました。

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スウェーデン、アスプルンド設計「森の墓地」より

ごくシンプルな手摺ですが、
ステップの段々に合わせ傾斜と水平が連続する、
リズム感、T字型のフラットな板状の手摺の下に
2本使いの丸いスチールの支柱。

また2本使いの支柱が両端部で支点から広がっている事。

何となく惹かれてしまうシンプルな手摺。
色も良いですね。

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続いて、同じくスウェーデン、アスプルンド設計「ストックホルム市立図書館」。

凝っていますね。ディテールが美しい手摺。
金属のパーツを美しくデザインしながら、
線の細い意匠、なめらかな曲線、金属の素材、色の違い、
またそれらを意味ありげに、
線と曲線の巧みな組み合わせ方、接続の仕方等
目を奪われ、見入ってしまう美しい手摺です。
ロマン主義の建築の良い面を感じる事ができます。

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続いて、フィンランド、トゥルクのブルックマン設計の「復活の礼拝堂」。
こちらもロマン主義を感じる装飾的な手摺ですが、
良く見ると、こちらでもパーツをうまく組み合わせ
美しい手摺がデザインされているのがわかります。

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続いて、フィンランド、ヘルシンキのスティーブンホール設計の「キアズマ」。

真鍮を使った、美しい手摺。
「キアズマ」は美術館ですが、この手摺自体が美術品であるかのような
曲線の美しさと、その真鍮をサポートする支柱の意匠が見事です。

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続いて、フィンランド、ヘルシンキのアールト設計の「自邸」。
アールトのデザインする木を用いた意匠は、
日本人の木に対する思いに違和感なく馴染み、
また関心してみてしまいます。
本当にすべてが巨匠です。

アールトの手摺は他にもたくさんあります。

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「手摺」ひとつとってもこれだけのデザインがあります。
すべては人の思いで考えられ、研ぎ澄まされ、進化し、
他にはない唯一の手摺が存在しています。

たくさん学ばされます。

続きは次回。

設計担当ブログ

2018/08/06

こんにちは、設計の蓮実です。
記録的な猛暑が連日続いておりますが、
この現象は日本だけではなく、
世界でも起こっている現象とニュースなどを目にすると、
地球の気候変動は子供達の世代になったら、
どうなってしまうのだろう?と不安を覚える今日この頃。。。
暑い日が続いていますので、皆様、熱中症には
くれぐれもお気をつけください。

今回は先日完成いたしました新築住宅を
少々ご紹介させて頂きます。

S様邸は土地購入から新築の計画でしたが、
最初にお会いした時、融資審査等の関係で
他社さんと契約する寸前でしたが、
プラン等が何となく腑に落ちない為、
改めて弊社と相談したいという状況でした。

スケジュールを確認すると一刻を争う程でしたので、
すぐに現地調査・ご要望のヒアリング・プラン・御見積りと
急ぎ進めさせていただきましたが、
お陰様で計画をすごく気に入っていただき、
弊社で新築工事を請け負わせていただく事になりました。

では早速完成内容をご紹介させて頂きます。

玄関庇
2018.8.6MH玄関庇

内土間
2018.8.6MH内土間

玄関ポーチは深い軒の印象を出す為、あえて玄関扉までの
距離を取るよう計画しています。

また玄関扉の直上で軒天井を仕上げる事により、
玄関扉を開けた時の内土間との一体感を感じる事が
出来るようになっています。

ポーチに面するサッシには外構工事にてイペ材で
面格子を造る計画になっています。

SCL
2018.8.6MHSCL

内土間続きにSCLを計画しています。
コートや傘なども収納できるようパイプも設置しています。

造作建具
2018.8.6MH造作建具

ホール~LDKの建具は造作にて計画。
泡ガラスを採用する事で適度な目隠しとなっています。

キッチン
2018.8.6MHキッチン1

2018.8.6MHキッチン2

杉の無垢カウンターが印象的なキッチンスペース。
ここで食事も出来る様にキッチンの床レベルは一段下げています。
床レベルを下げる事で、畳コーナー・リビング・ダイニングで
座って寛いでいるご家族との視線が近くなり会話もしやすくなります。

2018.8.6MH畳

リビングに隣接して一段上げた畳コーナーを設置しました。
畳コーナーの窓側には段差を利用した掘り炬燵式のカウンターを
造作しました。パソコンや書き物机として活用していただけます。

畳仕切り
2018.8.6MH畳仕切り

また、ご両親などがお泊りに来た時には
ロールスクリーンで仕切り半個室に。

トイレ
2018.8.6MHトイレ

洗面
2018.8.6MH洗面

2018.8.6MHバックセット

トイレ、洗面、キッチンバックセットは造作させて
頂きました。

シンプルな形状の中に、ご要望の内容を織り込んだ
家具にする事が出来ました。

今回のご紹介はここまで。

これから外構工事に移ります。
今後の工事も楽しみです。

S様
この度は大変お世話になりありがとうございました。
スケジュールは慌ただしいものでしたが、
ご家族皆様にご協力いただきましたおかげで、
打合せから完成まで楽しく行わせていただきました。

お子様の成長と共に、自然素材の経年美も
楽しんで頂ければ幸いです。
今後共末永いお付合いよろしくお願いいたします!

蓮実

設計担当ブログ

2018/07/30

こんにちは設計の平野です。
今回は、7月半ばに行った研修の様子を
レポートさせて頂きます。

主催は、環境創機株式会社さん。
太陽熱を利用した「そよ風」というパッシブソーラーシステムを
開発-販売している 会社さんです。

全国にそのシステムを取り入れた設計事務所・工務店の
ネットワークを持っています。

今回のセミナーは、 そのネットワークに参加されている
横須賀の北村建築工房さんの、 新社屋及び社長様の自邸を
拝見させて頂くところからスタートしました。

1 hrn18.7.30gaikan

社屋内部
2 hrn18.7.30syaokunaibu

住居側内部
3 hrn18.7.30jukyonaibu

特に、空間造りの要素(高さ関係・矩計など)や、
造作もののディテール、 異素材の納め方などを
中心に見させて頂きました。

無駄のない造作の納まりや、ちょっとした工夫によって
居心地の良さや使い勝手の良さを もたらせていそうな
要素はなんなのかを感じることが自分のテーマでした。

ですので、アップの写真ばかりになってしまいました。

例えば、細かいところですが、
ソファー後ろのちょっとしたカウンターなんか良いですね。

4hrn18.7.30 sofausiro

奥行きの浅いカウンターですが、
これがあることにより落ち着いた “場”に
設えられている感覚だとかは良い勉強になりました。

寝室のベッドヘッド側のカウンターも
また同様の設えになっていました。

扉の引手
5 hrn18.7.30tobira

引出しの引手
6 hrn18.7.30 hikidashi

階段手摺
7 hrn18.7.30kaidantesuri

見切りの入れ方
8 hrn18.7.30mikiri

本当に細かいところばかりで恐縮です・・・

良いと思ったところは、自分なりに消化をして
自身の仕事に落とし込めれば… と思っています。
良い勉強をさせて頂きました。

その後、シラス壁の高千穂さんの葉山体感館を見学。

高千穂さんといえば、
私たちの施工物件でも採用率が高くなっている
100パーセント自然素材の外装材「そとん壁」の
開発販売をしているメーカーさんです。

この体感館では、約20年経過した
「そとん壁」の状態が確認出来ます。

雨水の通り道になる下屋との取り合い部分等は、
洗浄などのメンテナンスを行っていますが、
ファサード面などは20年前に塗られた状態の
ままだそうです。

建物は、OMソーラーの考案者である
奥村昭雄先生の設計。

外観

9 hrn18.7.30hayamagaikan

内観

10 hrn18.7.30hayamanaibu

それにしてもこのデッキからの眺めが最高で、
江ノ島まで見ることが出来ました。

ウッドデッキ
11 hrn18.7.30deck1

デッキからの眺望
12 hrn18.7.30 nagame

くつろいでいる人たち
13 hrn18.7.30kutsurogu

最終は前述の北村建築工房さんが施工した
鎌倉のお宅を拝見させて頂きました。

一般宅のため撮影NGでした。

住宅街で南側接道のため、プライバシーを確保しつつ、
いかに豊かな外部との繋がりを取り入れられるかが
大きなポイントになる立地。

こちらの物件では、外構の施工は自社ではなく
造園専門業者さんが手掛けたという お庭の植栽が、
風が吹いてこすれあう葉音が涼しさと自然の豊かさ、
絶妙なプライベート感をもたらしていました。

ここでは豊かな住環境には外構・造園の
重要性というものを強く感じました。

植栽の雰囲気を見るだけでも
山採りっぽく樹高もそれなりにある木々でしたので、
全体の資金計画から見ても恐らく造園にも
相当な割合のコストをかけられていることだと思います。

建物本体の大きさや仕様を削ってでも、
そこにコストをかけることにより
得られる豊かさは大きいのではないか…
そんなことを考えていました。

ということで、大い刺激を頂いた研修となりました。

その後、なぜか季節外れのインフルエンザを発症。

お医者さんや薬剤師さんにも
「え?この時期インフルですか⁉︎」
と驚かれるほどでしたが、
なるときはなるんですね。

発熱が39度オーバーは
普通じゃないと思ってましたが、
まさかの感染でした〜

それでは皆さま、
健康管理には充分に留意して頂きつつ、
楽しい夏をお過ごし下さいませ。

平野

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